3×3バスケットボール、通称スリー・エックス・スリーは、2021年の東京オリンピックから正式種目に加えられました。
それ以降、そのダイナミックなゲームプレイで急速に人気が高まっています。
当記事では、3×3バスケの基本知識から具体的なルール、魅力的な要素、そして国際大会での日本の活躍などを深堀りします。
スリー・エックス・スリーの基本知識
スリー・エックス・スリーは、5人制のバスケとは異なり、3人制で行われます。
FIBA(国際バスケットボール連盟)により統一されたルールに基づき、街中や公園などの屋外コートで1on1や3on3として自由にプレイされていたものが起源です。
試合は、5人制半分のコートで行われ、ショットクロックは12秒と非常に短いため、スピーディーでエキサイティングな展開が特徴です。
ルールの詳細
【コートと人数】
スリー・エックス・スリーの試合は5人制の半分のコートで行われ、各チーム3人とサブ1人の合計4人で構成されます。
【試合形式】
試合は10分間が1回のみです。
それに加えて21点先取のKO(ノックアウト)方式で進行します。
【得点ルール】
アーク(3ポイントライン相当)の外側からのシュートは2点、内側は1点とされています。
【ファウル】
個人ファウルは存在せず、ファウルは全てチームファウルとして累積します。
そのため退場というものがありません。
チームファウルが7回を超えるとフリースローが与えられ、10回を超えるとフリースロー後もボールポゼッションが与えられます。
選手とチーム戦略
スリー・エックス・スリーでは、選手個々の技術だけでなく、チームとしての戦略が非常に重要です。
コートが狭いため、ディフェンスとオフェンスの切り替えが速く、一瞬の判断が試合の勝敗を左右します。
また、選手交代は流れの中で素早く行われ、連携が求められるため、高いチームワークが必要とされます。
魅力とエンターテイメント
スリー・エックス・スリーは、そのスピード感と短時間での得点が魅力です。
DJが試合中に音楽を流し、MCが実況を行うなど、クラブのような雰囲気で非常にエンターテイメント性が高いです。
また、都市部で気軽に観戦できる点も、新しいスポーツファンを引きつけています。
国際大会と日本の活躍
2021年の東京オリンピックではスリー・エックス・スリーが正式種目として初めて採用され、世界中の注目を集めました。
FIBAが主催するスリー・エックス・スリーのワールドカップも年々その規模を拡大してます。
日本はこれまでに複数のメダルを獲得しており、今後の国際大会でも期待されています。
まとめと次への一歩
スリー・エックス・スリーは、都市型スポーツとしての可能性を秘めており、若者からの支持を強く受けています。
これからも多くの国際大会で活躍が期待される中、ぜひ新しい形のバスケットボールとして、その魅力に触れてみてはいかがでしょうか。
今後も日本のさらなる発展が楽しみです。
当記事は以上となります。